03/22/2018
トレインシステム ロータリーダンパーモジュールとエレベーターモジュール
ここからインストラクションがダウンロードできます
ロータリーダンパーモジュールは特殊なアンローダーモジュールで、車体全体を一回転させて積み荷を降ろします。ロータリーダンパーモジュールはエレベーターモジュールと組み合わせて使用します。以下にエレベーターモジュールとロータリーダンパーモジュールを使用したレイアウトを示します。
・ロータリーダンパーモジュール
ロータリーダンパーモジュールにトレインが到着すると、モジュールの回転部分がトレインと一体になって一回転します。一回転中、トレインの積み荷は下に落ちます。一回転後、トレインは逆向きに発車します。モジュールの回転部分の回転はトレイン自体の動力によって行われます。ボールの排出口の高さはGBC規格に合わせてあります。
回転部が一回転した時に、正確に水平状態で回転が止まるようにするため、下図のカムロック機構を組み込んでいます。一回転後、黄色い半円カムが2本のピンの間に入り込んで回転をロックし、回転部分を水平状態に固定します。カムでロックしているときにトレインは発車しなければなりません。このカムと、トレインの発車のタイミングをコントロールするトリガの位相を精密に調整する必要があります。
黒の箱はバランスを取るための重りです。約95gです。箱の中には3個の直径18mmスチールボールが入っています。
・エレベーターモジュール
エレベーターモジュールはロータリーダンパーの出入り口の高さまでトレインを持ち上げる役割をします。エレベーターの上下はトレイン自体の動力によって駆動されます。上下動の高速化に苦労しました。初めは上下動にウォームギヤを使用していましたが、摩擦が大きく高速化できなかったのでラックアンドピニオンと平歯車による減速の構造にしました。このエレベーターの高速化が今回のトレインシステム全体で最も苦労した部分です。 エレベーターの上側には黄色いストッパーを取り付けています。これは安全機能で、エレベーター台が下がっているときに、上から来たトレインが落下してしまうことを防ぎます。
ロータリーダンパーモジュールとエレベーターモジュールを使用した最小レイアウトの構成ユニット:
各ユニット・モジュールのインストラクションとMPDファイル:
A18010_TrainUnit Instruction [PDF]
A18010_TrainUnit [MPD]
A18011_TrainReverseUnit Instruction [PDF]
A18011_TrainReverseUnit [MPD]
A18013_TrainLoaderUnit Instruction [PDF]
A18013_TrainLoaderUnit [MPD]
A18018_TrainElevator Instruction [PDF]
A18018_TrainElevator [MPD]
A18019_TrainRotaryDumper Instruction [PDF]
A18019_TrainRotaryDumper [MPD]
2018/7/16 MPDファイル追加